コルク建材の代表選手は、なんといっても「コルクタイル」です。一般的には、基材層を持ち、その上に特色のある塗料、ウレタン樹脂、特殊樹脂ワックス、天然オイル等を塗布しています。
タイル状に並べて使えることから、床などに幅広く使われます。また、同じ機能を持ったフローリングタイプの「コルクフローリング」などもあります。
それぞれに対摩耗性の高いもの、衝撃に強いもの、床暖房用、水回り用・浴室用、リフォームに適したスピード施工型、自分で表面を仕上げる床や特殊な用途のものまで、数多く開発されています。
コルクタイル
コルクフローリング
また、コルクシートも、よく使用されるコルク建材です。言葉のとおり、コルクで出来た薄いシートで、天井や壁に貼り付けたり、コルクタイルの下地に使用したりします。また、ロール状のものもあり、施工現場に合わせて使用できるよう、多くの寸法が用意されています。
コルクシート・ロールコルク
コルクは吸音性・防振性にも優れているため、防音・断熱床下地材「コルホーン」のような、床下地材として使うタイプのものも商品化されています。
防音・断熱床下地材〈コルホーン〉
コルクの持つ断熱効果を狙って、断熱材として使用される例も増えてきています。コルクタイル・コルクシートなどはそれ自身が断熱性を持っていますが、コルク粒を加熱膨張させた「炭化コルク」のような断熱材もあります。
炭化コルクは、ボード状で接着剤も不使用。天然素材100%でありながら、グラスウール(16K)並みの断熱性能があります。
炭化コルク〈コルダン〉
コルク建材を使って施工する際は、専用の接着剤や部材を使うことで、よりコルクの特性を活かすことが出来ます。また、専用のメンテナンス材を使うことで、永くお使いいただけます。
トッパーコルクでも、巾木、見切りや、施工用の専用接着剤(OEM製品)を、豊富にご用意しています。メンテナンス、ワックスも、各々の表面仕上塗料に密着の良いワックスを取り揃え、コルクタイルの販売だけでなく、トータル的なコルク建材の販売を行っています。
部材・接着剤・メンテナンス・ワックス